2010年5月18日火曜日

5月塔ノ岳山行

 筋肉痛に蝕まれている2年岩田です。

5月15日(土)~16日(日)の2日間で、KAV2010年度最初の定例山行が行われました!
場所は去年と同じ丹沢塔ノ岳です。

参加者・・・CL・PL重松さん、SL古賀さん、堀内さん、藤田、高田、後藤、原田、僕の計8名でした。
また、OB小川さんに同行してもらい、ザイルを使った登攀技術の指導していただきました。

1日目は、メンバー全員でモミソ懸垂岩にて岩登りの訓練を行いました。ザイルの結び方、懸垂下降など、岩登りで欠かせない基本的な技術を学び、それぞれ自分のレベルに合ったコースを選んで岩にとりつき、頂上まで登って懸垂下降で降りたところでその日の行程は終わりました。楽しさ半分スリル半分で、普段のトレッキングとはまた一味違ったおもしろさでした。初めて岩と触れ合った人も、去年に一度経験した人も充実した1日となったでしょう。
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↑懸垂下降訓練の様子

その日は戸沢に泊まり、皆で夕食(カレー、ただしご飯は水が足りず芯飯状態・・・)をつくり、疲れを癒しました。それにしても、プロ野球選手の打率にも負けるほどの、ご飯成功率をどうにかせねばなりません。水は2倍3倍と言い争う前に、一度みんなで研究したほうがよいと強く実感しました。もうフレークご飯はこりごりですね^^;申し訳ありませんでした・・・

さて、去年はまさかの雨天でやむなく予定を変更した2日目の沖ノ源次郎沢F1登攀訓練ですが、今年は天気が安定しており、無事に決行することができました。実際に沢の岩壁を登るのは全員が初めてでした。前日のモミソ岩と比べると難易度は少し高かったのですが、なんとかほぼ全員が無事滝の上部までたどり着くことができました。
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↑沖ノ源次郎沢F1にて。登攀訓練の図

その後書策新道経由で塔ノ岳頂上を目指すトレッキング班と、そのまま沖ノ源次郎沢を登攀するザイル班に分かれ、それぞれ行動を開始しました。僕はザイル班で、小川さん、重松さん、藤田の計4人で沢沿いの岩壁を登っていきました。

モミソ岩や去年の北穂高東稜にくらべるとかなりスリリングで、一歩間違えれば5~10mの岩壁をまっさかさまに落ちてしまうというなかなかキケンなコースでした。岩に必死にしがみつきながら(自分はなぜザイル班を選んでしまったのだろう?)と考えました。しかし震える体に鞭打ち、何とか上部にたどり着くと、安堵とともにちょっとした達成感を覚えました。

結局滝を登るのに時間がかかり塔ノ岳登頂までの時間的余裕はなく、心残りではありますが尾根から頂上に向かうことはせず直ちに下山ルートをたどりました。トレッキング班は先に大倉へと下山しているのかと思いきやまだ頂上にいたらしく・・・僕達のほうが先に大倉に下山してしまうという稀有な事態になってしまいました^^;

詳細は省きますが、今回も決してスムーズに行程が進んだわけではなく、ハプニングがかなり発生したのですが上手くリカバリーできたのではないかと思います。

以上、稚拙な文章ではありますが活動報告でした。山行に参加した方はお疲れ様でしたー♪

最後に、現役にザイルの使い方などを丁寧に教えてくださった小川さんに感謝いたします。ありがとうございました!

2 件のコメント:

  1. 岩田ー
    ブログ投稿ありがとう☆
    あがっている写真は携帯から取ったやつだよね? わざわざありがとう!
    明日までにピカサにあげると思うから、写真は差し替えてもいいかな?

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  2. 岩田君、ブログへの報告及び臨場感溢れる写真の掲載ありがとう。
    今回は新人3人、ザイルワーク経験者5人ということで、比較的スムーズに練習できました。
    ��日目は、花立・塔ノ岳間で連絡がついて合流できると良かったのですが。ともかく参加者がそれぞれに新緑の丹沢を楽しんだことと思います。
    第2回のザイルワークは8月1日(日)の予定ですが、混雑が予想されるので2日(月)にしてはいかがでしょう。ご検討ください。その際は新人が多くなると思うので事前にザイルの結び方・たたみ方等練習しておいて下さい。

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